リハビリテーション部から
 当院では、運動器リハビリテーションT・Uの施設基準を取得しております。
理学療法士6名〔常勤3名、非常勤3名、このうち1名が日本体育協会公認アスレティックトレーナー〕・柔道整復師1名〔運動器リハビリテーションセラピスト〕・リハビリ助手1名が在籍し、協力しながらリハビリテーションに取り組んでいます。


 リハビリテーション部ではスポーツ選手から高齢者まで、幅広い年齢層を対象としています。一般的な整形外科疾患、骨折や靭帯損傷、慢性関節リウマチ、変形性関節症などの骨関節疾患・外傷を扱っております。その中でも肩関節疾患は多く、肩関節周囲炎、腱板断裂、肩関節脱臼、投球障害肩など様々です。
肩関節は関節の中でも自由度が高いため、筋肉で関節を守る必要があります。そのため筋肉の機能不全〔柔軟性の低下、筋力の低下、筋バランス不良〕により障害を引き起こすことが多く、注射や薬だけでは改善しません。リハビリをして筋力強化、柔軟性を改善することが大切になります。

 また当院では、アスレティックリハビリテーション〔スポーツ選手のためのリハビリテーション〕の分野にも力を入れています。 スポーツでケガをした場合、治療で痛みがとれても受傷前の能力に戻っていないと、またケガを繰り返します。患部の治療はもちろんのことケガをしていない身体部位の機能低下を防ぐため患部外のトレーニングも行います。その他、再発予防に対するコンディショニング、スポーツ復帰に向けてのアドバイスも積極的に行っています。

理学療法士
   理学療法とはリハビリテーション医療における治療手段の一つに位置づけられ、その担い手が理学療法士です。理学療法士は医師の指示のもと、病気・怪我・寝たきりなどにより身体に障害が生じ日常生活が不自由になった人々に対し、各個人の身体機能状態を調べ適切な治療方法や目標を設定し、運動療法〔筋力練習・ストレッチングなど〕や物理療法〔電気・光線・温熱など〕、ADL訓練〔日常生活動作〕を実施し、機能回復を図ります。また患者様の身体状況を考え日常生活上で注意するべきことやご自宅でできる運動方法の指導もしています。

柔道整復師
   柔道整復師とは運動器の皮下損傷に対し施術をおこないます。すなわち、骨、筋、関節を主体とする運動器に各種の外力が加わり、それによって生じる骨折、脱臼、捻挫や軟部組織損傷の患部あるいは受傷部に対し評価、整復、固定、後療(手技・運動・物理療法)を行います。当院では、運動器リハビリテーションセラピストとして運動器リハビリテーションUを担当し、主に手技(マッサージ)を中心に治療を行い、皆様の痛み、しびれ等の軽減を目指しています。

物理療法

物理療法は、水・光線・電気・動力の物理的な力を利用して、筋肉など組織の血行循環を改善させ、炎症反応を抑えることにより、痛みの緩和、組織の再生を図る治療です。
当院のリハビリテーション室には以下の物理療法器具が完備されています。

・各種牽引機

・ホットパック  ・極超短波治療機
・低周波治療機 ・キセノン治療機 ・レーザー治療機
・エアマッサージ器 ・渦流浴 ・ウォーターベッド
その他    

牽引機

干渉低周波治療機
 

極超短波治療機
 
レーザー治療器
難治性の慢性疼痛性疾患や、耳鼻科領域の低音障害型突発性難聴、難治性潰瘍などの治療に有効性が認められています。
  ウォーターベッド
水圧を利用したマッサージ効果が得られるため、骨粗鬆症や脊椎の変形した方でも安全に治療を受ける事ができます。
当院で行っているスポーツリハビリの一例
 

投球障害肩

スポーツによる肩の痛みは使いすぎに加え、筋力バランス、投球フォーム、コンディショニングなど、さまざまな原因が重なってもたらされます。
当院では、そのような原因を総合的に評価、判断し、以下のような内容でリハビリテーションやトレーニングを行っていきます。

 ストレッチング
 インナーマッスルのトレーニング
 肩甲骨のトレーニング
 体幹のトレーニング
 バランストレーニング
 投球フォームのチェック